サレ妻になった日

サレ妻の記録

私のこと(自己紹介)でも書きましたが、夫と結婚してからいろいろなことがありました。その中でもやはり一番最初にブログに書きたいのは夫のW不倫を知ってしまったあの日のことです。

LINEを見て知る

まず、夫には未だになぜ不倫に気づいたかは話していません。勝手にLINEを見たことを知りません。

実は夫は不倫発覚の数か月…いや年単位だったかもしれません。スマホのパスワードを変えたようで、長男がスマホを借りたくて『開いて』と言う時も必ず顔認証でしか開けないようになり、私が見ているそばでは絶対にパスワードで開けることはなくなりました。そして同じような時期からLINEの通知が出ないように設定が変えられていたのです。そのため私のLINEにも開くまで気付かないことがありました。

純粋に不便だなと思い、なぜLINEの通知を出ないようにしたの?LINEに気づかないよね?と聞いたこともありますが、気づいたらこうなっていた。返事が遅いのは忙しいからだ。と言っていて小さなことですがそこから違和感を感じたのです。

ある年末、いつも長男が夫のスマホを借りてゲームをしているのですが、ゲームをしている間に夫は寝てしまったのです。いつ起きるか分からない状況の中、今まで思っていた違和感もあってLINEを少しだけ…少し見て何もなければ返そう…そう思っていました。

上から4番目くらいに、全く隠すそぶりもなく、真っ黒なLINEのやりとりを見つけました。

正直不倫してるような気がしていました。信頼関係があって、夫は絶対に不倫しない!と信じていたわけではありません。なので何を見ても動揺しないと思っていました…が。心臓がバクバク。とても平常心ではいられない。相手は私の知っている人?今スリープになったらもう二度と開けないかもしれない!とにかくスクショして、私に送って、送信履歴は消して…と。いつ起きるか分からない夫に怯えながら8か月前くらい遡りやりとりを入手することができました。

その時末っ子は生後約半年。妊娠中からの不倫関係でした。

相手は保険屋の担当営業だった

不倫を知った私はまず相手。知らない人だと問い詰めるのは難しいかもしれないと思いました。

最近どこかで見た相手だ!私もLINEのやりとりをしているし名前も会社名もわかる。

それは末っ子出産後に夫が保険会社を変えると言って連れてきた営業担当でした。LINEでのやりとりは何度かしていたが直接あったのは契約しにうちに来た一回きりでした。その時はあまり記憶にありませんでしたが。夫と不倫女のやりとりを見て、不倫関係になってから私にわざわざ会いに契約をしに来ていることが分かりました。

不倫女:奥さんに会いに(契約しに)行くけど来るでしょ?

夫:さすがに行かないよ

女のほうが楽しんでいるようでした。私にわざわざ会いに来るよう仕向けていた女にはさすがに発狂でしたね。今思い出しても胸糞悪いです。笑

2人のやりとりは事後の話や、次はどこのホテルに行きたいなど。これだけで完全に真っ黒の証拠になるだけのやりとりを入手しました。最中の撮影もしていたようですが、さすがにそれは探しませんでした。今思うと結果的にあそこで離婚しない道を選んだので見なくてよかったなと思います。

やりとりからほどんどの行為が夫の会社で行われていたことを知りました。コロナ化の影響で出入りが厳しくなり外部の営業などの対応もしていた夫は応接間のような部屋で不倫していたようです。多目的トイレで不倫していたどこかの誰かのようですね。会社でって…気持ち悪い…。

そしてもう一つ、彼女がうちに来た時に自分にも子供がいることを話していたのを覚えています。ただ旦那さんの話は聞かなかったので、既婚なのか、独身なのか、その時はわかりませんでした。私と同じ年だということも話していて、共通点が多くて仲良くなれると思うんですぅ。と言っていてなんとなく苦手だなと思ってのはよく覚えています。とにかく検索魔になってこれからどうするか考えました。今はまだ黙っていないといけない。なにも知らないふりしていつも通りでいないといけない。末っ子はまだ半年、これ以上証拠集めはできないし、その時生活費を一切もらっていなかった私は探偵を頼むこともできない。今あるこの証拠でイチかバチか鎌をかけてみよう。そうして大みそかの夕方、旦那に話があると伝えました。

認めない夫とすぐに認めた不倫女

年末で特番がやっている中、まさか不倫の話をされるなんて思ってもみない夫は私のほうは見ずにテレビの方を見ていました。

私:〇〇さんと不倫しているよね?

夫はまさかという顔で振り返る。

夫:は?なんで?

いや、質問を質問で返すな。

私:会社でそういうことしてるの全部知ってるよ。相手の番号教えて。今すぐ相手に確認するから。

夫は私の怒りが相手に向けばいいと思ったのでしょうか。不倫は認めませんでしたが、相手の番号はすぐに教えてきました。自分さえ責められなければいいと、その場しのぎな夫がすごく嫌です。

私はすぐに電話しました。

不倫女:もしもし…。

私:〇〇です。

不倫女:〇〇さん?あー!お世話になってます♪どうしたんですかあ?知らない番号だからびっくりしちゃいましたぁ。

営業トーンの声が癪に障る。

私:〇〇さん….。夫と不貞関係にありますよね?

不倫女:…..。はい…….。

さっきまでのトーンどした。かくいう私も声が震えました。

私:今後の慰謝料の請求のお話がしたいのでどこがいいかな、近くのファミレスにこれますか?

余談ですが、私の父と母は私が幼少期に離婚して、1年後にまた同じ相手と再婚しています。子供の頃母に連れられて父とファミレスで別れ話をし、母が号泣しているのを恥ずかしいなあ、となんとも冷めた気持ちで見ていた記憶があります。そのせいもあってか、修羅場はファミレスで!と心に焼き付いているのかこの時なぜか相手の女性にファミレスにくるように言いました。平常心ではいられなかったんでしょうね。あとは自覚がないですが子供の頃のあのファミレスでの出来事はトラウマだったんでしょうね。

不倫女:分かりました、伺います。ただこちらの都合ですが、お金がないので慰謝料をお支払いすることはできないと思います。

私:そんなこと私が知ったことではありません。とにかく今後のことはまた改めてお話しします。

不倫女:そうですよね…。分かりました….。

お金の心配はするのに謝罪の言葉は一言もありませんでした。まあ、ごめんなさいでは許しませんけども。

ただ、潔く認めただけ夫よりはるかにマシだと思いました。

彼女が認めたという安心感?からか冷静に慰謝料請求するという気持ちが固まり、弁護士を雇おう!という思いになりました。そのためファミレスで会うのはやめて弁護士先生に相談に行くことに決めました。翌日、不倫女に再度電話したところ出ませんでした。それなので留守番電話に残すことにしました。

私:昨日お話しさせていただいた〇〇の妻です。弁護士に依頼することにしましたので、ファミレスには来ていただかなくて結構です。今後は弁護士を通してご連絡させていただきます。

やはり、夫を問い詰めた後すぐに不倫女に電話しておいてよかったです。いろいろ対策を取られる前に不倫を認める証言が取れました。

サレ妻になった日は一旦ここで終わりにまります。

次回、弁護士に相談と不倫女の旦那さんの存在登場です。

今は夫への気持ちがないからか悲しい気持ちは全くありませんが、やはり当時を思い出すとイライラ・ムカムカはしますね。笑

きっと離婚できた日には笑い話になると思っています。

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